5月病だったのかどうかもよくわからないまま、6月が終わろうとしています。
このままではSPSPの発表ネタがないので急いで調査の準備。
そんなんでいいのか。
いつもそうだけど、はじめは簡単な調査にしようと思っていても、なんだかんだと盛りだくさんになってしまう。むぅ。でも楽しいからいいや。それにペアデータに比べたら圧倒的に楽だし。
今日、ようやく探していた本を見つけた。Amazonなんかで買わないぜ。本屋命。
読んだらまた本の紹介で書きますね。
うーん、髪の毛切りたい。
[調査とかするぜ]の続きを読む
- 2009/06/30(火) 01:47:30|
- 研究生活
-
-
| コメント:0
統計学でも数理モデルでも、大抵の場合特定の目的関数を最適化することで解が得られます。
最小二乗法は誤差を最小に、最尤法は尤度を最大に、という具合に。
そしてそれは、社会心理学でも大抵そうです。
あるときは自尊心を最大化するように行動している、と説明し、
あるときは社会関係資本を最大化するように行動している、と説明し、
あるときは文化的価値を最大化するように行動している、と説明しています。
他にも、存在脅威を最小化するようにとか、意味の崩壊を最小化するようにとか、
進化心理学では、最終的に子孫の数を最大化するような行動をとるだろう、と説明します。
そんなふうに考えてみると、大抵の理論は目的関数を探すためのものなんだな、という気がしてきます。
しかし、これらの理論は真値を仮定した(つまり決定論的な)話です。
ある状況なら、人はこういう行動をとるだろう、と。
では、ベイズ的に考えるとどうなんでしょう。目的関数というのは考えません。
最適化問題ではなくて、単純に確率論で話が進むからです。真値を仮定しない。
つまり、こういう状況だったら、こういう行動をする確率がこれぐらい、という話になります。
なんかアバウトですね。そして、非決定論的な理論になるのかもしれません。
事前分布ってのも面白いですね。行動前にこういう風に考えていたら〜という仮定を追加できるわけですかね。あるいは行動傾向とか、癖とかですかね。で、こういう情報(あるいは状況、利得行列でもいいかもしれない)を与えたら、その後の行動は特定の分布に従う、っと。何をするかはわからんけど、確からしさだけはわかる、という。
意思決定理論ではベイズも導入されているみたいなので、社会心理学の理論だって使えるかもしれませんね。
そんな理論って、具体的にどうなるのかな〜と妄想してみる梅雨の日の夜でした。
- 2009/06/26(金) 00:15:44|
- 日記
-
-
| コメント:0
昨日は、関学で北山忍先生が、文化と脳科学について講演されました。
これでもかというほどのエビデンスをもって、相互協調‐独立的な自己観と脳機能との関連が示されました。おそらくもっと実験結果があるんだと思いますが。
とりあえず、脳の機能について文化差があるのはわかりました。ええ。あるでしょう。
また、北山先生が最近考えている、文化課題理論について話が聞けました。
これまで文化差があるといわれていた、相互協調‐独立的自己観の違いを測定するタスク間に
郡内で相関がない、という現象に対する解決策なんだろうなと思って聞いてました。
要は、相互協調‐独立の価値観は、そのような人になるという課題を人々に課すだろう。そして、そのような課題は文化に様々なものが用意されており、それらすべてを実行する必要はないだろう。むしろ、文化内ではかなりの分散が見られて然りである。なので、個人に多様なタスクで測定しても、それらに相関がでないことはありえる、というわけだ。
なるほど。そんな気もするが、これは統計的にどのように解釈できるだろうか。これについて発表中ひたすら考えていた。で、答えが出ました。
長くなるので下の続きで。
[北山先生の講演]の続きを読む
- 2009/06/23(火) 23:24:47|
- 研究生活
-
-
| コメント:2
すっかり告知を忘れていました。
明日、関西学院大学文学部でマルチレベル分析講習会があります。
今回は、HLMの具体的な使い方や論文の書き方について行います。
参加は基本自由ですが、2回目からは参加費をいただくという形になっているようです。
ご協力お願いします。
日時:6月20日金曜日 14:30〜 今までの感じでは、3時間ぐらい
場所:関西学院大学文学部 F号館地下 心理学実習室
参加費:初回は無料、2回目からは1000円
内容:階層線形モデル(HLM)の使い方、分析例、参加者のデータを使っての結果解釈など。
関学以外の方でも参加は可能です。もし参加したいという方がいましたら、連絡ください。
心理学実習室は基本関係者しか入れませんので、もし参加を希望する場合は事前に清水まで
連絡ください(ブログのメールフォームを使ってもらって結構です)。
- 2009/06/19(金) 11:53:33|
- 心理統計学
-
-
| コメント:0